英字新聞 2011 9 4

書名 英字新聞1分間リーディング
著者 ホーマン 由佳  日本経済新聞出版社

 なぜ、英語を習得する必要があるのか。
それは、英語を習得することによって、
情報量が2倍以上になるからである。
そして、その結果、知的視野が2倍以上となる。
 とはいえ、日本企業で、「社内公用語」を英語にしてしまうのは、
「やりすぎだ」と思います。
 英字新聞が日本人にとって難しいのは、
豊富な語彙で同じ単語を使わず上手に言い換えていることです。
 高級紙と言われる英字新聞や雑誌は、
英語圏のインテリ層向けに書かれていると思います。
 日本で発行されている「The Nikkei Weekly」は、
高級紙の分類に入る英字新聞かもしれません。
上品な英語で洗練されています。
 「The Nikkei Weekly」は週刊だからこそ、
難解、いや洗練されているかもしれません。
日刊ならば時間に追われて平明な英語になりますが、
週刊となると時間がありますから、
その英語は洗練されたものとなります。
 これは、英語圏のインテリ層にとっては快適なものとなりますが、
日本人にとっては、難解なものとなります。
 「英字新聞1分間リーディング」は、
「The Nikkei Weekly」の最適な入門書となるでしょう。
 この本の特徴は、日本語訳が英語の語順になっていることです。
そういうわけで、変な日本語となっていますが、
「英字新聞を読みこなすためには、
文の後ろから前に戻って訳すのではなく、
英語の語順どおり『英語を頭から素早く理解する』ことが重要です」と書いてあります。
 ところで、日本で発行されている週刊の英字新聞は、
英語学習者のために、難しい英単語には日本語訳がついていますが、
もうひとつ「親切」が必要だと思います。
 英字新聞の特徴は、主語が、やたらと長い場合があります。
これは、英語学習者にとっては苦労するところでしょう。
「どこまでが主語か」わからなくなってしまうかもしれません。
英単語は辞書を引けばわかりますが、長文の構文はわかりにくいでしょう。
Restaurants serving dishes that feature fresh vegetables are all the rage.
レストランが提供している料理は 新鮮野菜が特徴で 大繁盛だ。





























































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